こんにちは。今日はオカメさんをお迎えする上で気をつけるべきことを書いてみます。
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オカメインコのキュートなトサカ?にやられました!今すぐにでもお迎えしたいです!
可愛いですからねぇ。でもお迎えする上で知らないと怖い話もあったりするので今回はそのあたりのお話しをしてみましょう。
近所のペットショップへお迎え?ちょっと待って!
オカメインコのピヨッとした頭の毛とかほっぺとか魅力を知れば知るほど飼いたくてたまらなくなることでしょう。
ではいざお迎えというときにどこに行けばいいのでしょうか?ペットショップ?近所の鳥屋さん?正解不正解は難しいところですが、どちらでもお迎え可能であることは確かです。
じゃあなんでこんな微妙な言い方をしているのかといいますと・・・
慣れていない人が安易にお迎えするとオカメさんの生命の危険もありうるからです。
ペットショップだとオカメさんのことをわかっていない場合がある。
ペットショップは店員さんがオカメさんのことを十分に把握していない場合もありますので、飼育環境がちゃんとしてなかったり、大勢の生き物に囲まれていたり沢山の人が見に来たりとストレスもあります。病気や寄生虫などの検査もやっていない場合もあります。
全部のペットショップがそうとは言わないですが、そういうお店も一部あるということです。
私がお迎えしたのは某デパートの中のペットコーナーでした。何も考えず、調べずにお迎えした結果は幼鳥のころから寄生虫がいたためなのか一般的なオカメインコさんたちの大きさよりもかなり小柄で大きくなれない子でした。結果としてお迎えできたことを幸せに思えるので後悔はないのですが、そのペットショップの飼育環境に対しては疑問しかなかったですね。
良い言い方をあえてするなら、無知だったがゆえの運命の出会いだと思ってます。後で死なせてしまう場合もあったと知って無知すぎたことは反省しました。
鳥専門店ではどうでしょう?
ペットショップよりは鳥のことに詳しそうな鳥専門店でのお迎えはどうでしょうか?
鳥専門店でもペットショップでも同じことが言えるのですが、良いところもあれば悪いところもあるということです。
まぁ当たり前といえば当たり前なんですけどね・・・
セキセイインコを中心に取り扱っているお店でオカメさんもいるよっていうところと、オカメインコを主に取り扱っていますよっていうところでは当然後者を選びますよね?
鳥専門店だとしても得手不得手があるということです。
事前に下調べした上で評判の良いところだったり実際にそのお店でお迎えした人のお話しとか聞けたりしたら良いですよね。Twitterで聞いてみたり知恵袋で聞いてみたりと今なら情報源はいっぱいあるので欲しい情報が手に入る可能性は高いです。
個人的に知っているお店は
・「こんぱまる」さん ※店名クリックで別サイトに移動します
店舗数は多くないですが全国にお店があります。You Tubeチャンネルもあるのでいろんなインコ・オウムの情報が得られます。(オカメインコは少なめ?)
・「Papagallo e Topo(パパガロ・エ・トーポ 通称パパトーポ)」さん ※店名クリックで別サイトに移動します
お迎えするまでの飼育などお店独自のこだわりがしっかりしているお店です。後述しますが実は初心者は特に知っていたほうが良いお話しとして、一人(一羽?)でご飯を食べられるようになるのは難しいんです。なのでこちらのお店ではその難しいところまでをプロの手で育ててからお客様に引き渡してます。
ちょっと遠いですが私はパパトーポさんでご飯を買ってます。店長さん?も気さくでとても良いお店です。
上記のペットショップ以外にも里親募集しているところからのお迎えや個人ブリーダーなどもありだと思います。
・「ペットのおうち」さん ※店名クリックで別サイトに移動します
すべてのペットの里親情報が載ってます。アプリもあるので手軽にチェック出来るのも里親を希望している人と募集している人とのハードルが低くて非常に良いですね。少しでも殺処分されてしまう子達を救おうと様々なプロジェクトもあるようなので、興味のある方はぜひサイトをご覧ください。
・「NPO法人 TSUBASA」さん ※店名クリックで別サイトに移動します
「人・鳥・社会のために」を基本理念として活動しているNPO法人さんです。こちらのサイトに掲載されている鳥の視点からの「鳥の飼い主さんの十戒」はかなり心に刺さります。安易にお迎えしたり手放したりしないように、愛情を持って接することなどが書いてありますので、お迎えしようと思っている人に一度は読んでいただきたいと思います。
一長一短ありますが、どこでお迎えしても可愛さは揺るがないので慎重に選べばそれが正解だと思います。
お迎えするための心構え
ペットショップか鳥専門店か決まったとして、いざお迎えするために必要な心構えをみていきましょう。
「覚悟」「責任」
まずは色んな所でも言ってますが生命あるものを自分の生活に迎え入れるので、その生命を守っていくための「覚悟」や大切に共に生きていくためのお世話などの「責任」が必要です。
運命の出会いだと思って一時的な感情だけで迎え入れるのはお互いにとって不幸になるかもしれません。高ぶる気持ちを抑えてまずは冷静に迎え入れられる環境なのかをしっかりと考えましょう。
前述した「鳥の飼い主さんの十戒」は必読です。
考えないといけない環境とは?
お迎えを考える上で必要なのが暮らしていく環境です。デメリットを考えてそれがどれだけ受け入れられるかが大事です
・騒音問題
うちの子は身体が普通の子より小さいのでそこまで大きく鳴かないのですが、たまにペットショップなどに見に行くとかなり大きな声に驚きます。一緒に暮らしてからご近所や家族から苦情がきても、簡単に捨てるわけにはいきません。必要とあらばご近所さんからの許可なんかもあるといいですね。
・羽や餌・糞などの問題
人間も垢やフケ、外から持ってくるホコリや花粉などいろんなものが身体から出てきますが、オカメインコも同様いろんなものが出てきます。羽が生え換わるときにはかなりの量の羽毛が落ちます。小屋から出したらあちこちで糞をします。口元に餌をつけたまま飛び立って途中でこぼれたり、脂粉と呼ばれる粉のようなものがいろんなところに付いて白くなっちゃいます。
掃除機かけたり拭き掃除したりは当たり前にやらないとすぐ汚れます。
・オカメパニック問題
オカメちゃんはとてもデリケートな性格をしているのでちょっとしたことでパニックになって小屋の中を飛び回って羽や身体を痛めてしまうことがあります。小屋の外にいるときは窓ガラスに激突したり家具の隙間に落ちてしまうこともあります。
パニックになる場面は「夜中の地震」「突然の大きな音」などです。特に「夜中の地震」は飼い主さんに睡眠不足をもたらします。オカメちゃんにとっては致命傷にもなりえるので眠いからといって放置してしまうのはとんでもないことです。
・家具やコードなどが壊れる問題
オカメインコは破壊活動が好きなので木造の柱、電源コード、木製のテーブル、木製の椅子、レシートなどの紙類といったものをかじって壊します。大切なものは保護するなどして対策しないと電化製品などの電源コードはかじられたら壊れるだけでなくオカメちゃんが感電してしまいます。
お互いに住みやすい環境づくりが大切です。それが受け入れられなかったり整えられないなら諦めることも必要です。
大切に育てるための事故対策
前述しましたが感電死などの事故が多数発生してます。そうしたくて事故ったわけではないのでしょうが、ほんのちょっとの「油断」や「不注意」で悲しい結末を迎えるお話しはほんとにいっぱいあります。
私が子供の頃飼っていたセキセイインコたちで寿命を迎えられた子の記憶がないんですよね・・・その大半が家族にうっかり外に逃されるというものでした。
そんな悲しい結末を迎えることのないようにするには小屋から出した時には常に鳥さんの存在を気にしてあげることです。
こちらの「小鳥用品専門店 とりっぴー」さんのサイトで愛鳥事故の事例と対策が細かく書かれているので参考にしていただけると何が危険なのかがわかると思います。
一瞬の「油断」が鳥さんの一生を変えてしまう場合があることをしっかりと「覚悟」して責任感のある行動をしましょう。
Part.1まとめ
お迎えにあたっての第1段まとめです。
・ペットショップ、鳥専門店、里親、ブリーダーなどお迎えするところはいっぱいある。
・お迎えするためには生命を扱う「覚悟」「責任」が必要。
・お迎えするための環境を整えたり受け入れることが必要。
・一瞬の「油断」や「不注意」で鳥さんの一生を左右してしまう事故に気をつける。
オカメインコをお迎えするための心構えは出来ましたか?
はい!生命を預かることになる事の大きさがわかりました。
それでは次回は具体的なお話しをしていきましょう!
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